胃は絶食すれば空っぽですが、大腸は絶食しても便で充満しています。そのため大腸カメラを行うには胃カメラでは行わない下剤による腸管洗浄が必要になります。
当クリニックでの
大腸カメラの特長
しっかり鎮静(静脈麻酔)での苦痛が少ない大腸カメラ、ご希望なら麻酔なしも対応
大腸カメラは覚醒したまま行うと腹痛や腹部膨満感などでしんどいという方が多いですが、鎮静下で眠っている状態で検査を行うため苦痛は限りなく少なく大腸カメラを受けて頂けます。その一方で麻酔が合わない、早く病院を出たい、麻酔なしの大腸カメラで慣れている、運転して受診したい、動画が見たいなどの理由で麻酔をご希望なさらない大腸カメラも問題なく対応させて頂いています。鎮静剤を使用した場合、自動車、バイク、自転車などの運転はできませんのでご注意ください。
静脈麻酔による鎮静下での大腸カメラ
- 大腸カメラ挿入時の腹痛、観察時の送気による腹部膨満など苦痛を最小限とし眠っている間に大腸カメラが受けられる
- 検査後の安静が必要で帰宅までに時間がかる
- 運転しての受診ができない
- リアルタイムの動画が見れない
- 呼吸が浅くなることがあり、検査後に気分不良を認めることがある
静脈麻酔を使わない覚醒下での大腸カメラ
- 検査後の安静が不要で帰宅まで速やか
- 運転して受診し大腸カメラが受けられる
- リアルタイムの動画が見れる
- 大腸カメラ挿入時の腹痛、観察時の送気による腹部膨満などを自覚しやすい
内視鏡専門医/指導医、消化器病専門医/指導医、医者25年以上で15000件の大腸カメラ経験
大腸カメラは原則的に内視鏡専門医、指導医で15000件以上の大腸カメラ施行経験、病院施設で25年の経験がある院長が行いますので技術も診断もご安心下さい。
短時間での丁寧なゆっくりやさしいカメラ操作
麻酔を使って苦痛なく、なるべく寝ている間に大腸カメラを楽に受けて頂くことはもちろん大事なことです。しかし患者さんにとって、それ以上に大事なことは大腸カメラをできるだけ短時間で挿入しでゆっくり丁寧に操作し観察することに尽きると自負しています。大腸カメラの操作は挿入しやすいよう観察しやすいよう、空気の量の調整や体位(身体の向き)の変換を行い質の良い大腸カメラ操作で検査致します。その上で、麻酔による鎮静や最新の大腸カメラでの観察が患者さんにとってメリットにつながると考えています。また当クリニックのカメラ操作の優良性は、特に麻酔を行わず大腸カメラで受けて頂ける方にはお解かり頂けやすいと自負しています。
最新のAI搭載大腸カメラ機種
当クリニックの大腸カメラはFUJI FILM製の最新式のものをすべて人工知能(AI)搭載で用意しております、内視鏡専門医による最新式で他のどの内視鏡と比べても解像度の高い鮮明な画質での診断の上にAIを搭載しておりますので正確に疾患を早期発見できると考えております。さらに大腸内視鏡ではすべてに拡大監察機能が搭載されており、詳細な観察/診断が可能です。
患者さんごと、疾患ごとに大腸カメラ機種の使い分け
大腸の特徴は患者さんの性別や年齢、体形、症状、大腸の病気、大腸以外の病気などで異なります。それゆえに患者さんによって向いている大腸カメラの機種が異なります。患者さんの特徴を吟味し当クリニックでは患者さんごとに挿入しやすく観察しやすい大腸カメラの機種を選択して、可能な限り楽な挿入と質の高い観察を心掛けています。
下剤スペースは完全個室と半個室をご用意
大腸カメラは胃カメラと違い多量の下剤(腸管洗浄剤)を服用し大腸の中をきれいにしなければならず、これによって検査当日の午前中に排便の回数が増えてしまうことが患者さんによっては大変なことで不安が大きい患者さんも少なくはないのでしょうか。そこで当クリニックでは大腸カメラのための下剤服用スペースを設けお希望があれば検査当日の午前中に来院頂き、このスペースで便の状態や下剤の服用状況を確認しながら下剤を服用頂くことにしています。下剤服用スペースとしてはトイレ付き個室タイプの特別前処置室と、トイレを含め男女別に分けた半個室を用意しております。特別前処置室は2人がけソファーが入るスペースでトイレ付き、TVを備えておりプライバシーは守られた作りになっています。ご家族の介助やご家族で同日に検査を受ける患者さんにもお使い頂けると思います。特別前処置室は予約制(有料)となっております。半個室タイプの前処置スペースはパーテーションとカーテンで仕切っており、トイレを男女別に分けてお使い頂いております。半個室の使用に料金は頂戴しておりません。特別前処置室も半個室も予約制となります。また下剤服用に不安がなく、ご自宅などで下剤を服用できる患者さんについては、その旨で下剤を服用して頂いて構いません。
検査後のお腹の張りが少ない炭酸ガス使用
大腸カメラの際に使用する空気は短時間に消退する炭酸ガスを使用しますので、検査後のお腹の張った感じも少ないと思います。炭酸ガスは今日におけるお腹の手術の主流である腹腔鏡下の手術で使用されているガスです。
当クリニックの検査の特長
同日に2つの(大腸カメラ、胃カメラ)同時施行可能
大腸カメラと同日に胃カメラ施行が可能です。大腸カメラの際の下剤服用と診察の都合で午後に限定させて頂いて行っています。
できるだけの短時間での丁寧なゆっくりやさしいカメラ操作
麻酔を使って苦痛なく、なるべく寝ている間に大腸カメラを楽に受けて頂くことはもちろん大事なことです。しかし患者さんにとって、それ以上に大事なことは大腸カメラを短時間でできるだけ苦痛なく挿入しゆっくり丁寧に操作し観察することに尽きると自負しています(順調ならば10-20分、ポリープ切除の有無などでも時間は変わります)。ゆっくり丁寧なカメラ操作は患者さんに愛護的なだけでなく、患者さんの検査中の腹痛も減らし良好な視野でしっかり観察させて頂けます。大腸カメラによる観察は患者さんに楽なよう、見やすい視野を作れるよう、肛門から挿入することに始まり部位ごとに操作や角度、空気の量などが異なります(すみません、詳細は企業秘密なのでホームページには書けません)。その上で、麻酔による鎮静や最新の胃カメラでの観察が患者さんにとってメリットにつながると考えています。また当クリニックのカメラ操作の優良性は、特に麻酔を行わず経口カメラで受けて頂ける方にお解かり頂けると自負しています。
土曜日の大腸カメラ可能です
土曜日の午後に大腸カメラ、もしくは胃+大腸同時カメラ行えますので、ご活用ください。
潰瘍性大腸炎の増悪時やその他の腸炎の必要時は受診当日に大腸カメラ
潰瘍性大腸炎患者さんの状態が悪くなった際や、その他の腸炎の際は腸の中の状況を速やかに把握し早期の治療方針決定を行った方がよいことがあります。潰瘍性大腸炎や腸炎の急ぎでの病状把握を目的とした大腸カメラは通常の大量の下剤(腸管洗浄剤)を服用しなくても大腸内視鏡を行い、治療方針を考えるに十分な観察を行うことができます。潰瘍性大腸炎の状態が悪いときやその他の腸炎の際は患者さんが下痢なさっていることが多くもともとの便が水様であること、特に潰瘍性大腸炎の状態が悪い際は肛門に近い方に炎症のほとんどがあるからです。ですので潰瘍性大腸炎患者さんの状態が悪くなった際や、その他の腸炎の際の大腸カメラは浣腸のみの前処置で、できるだけ柔らかいカメラを使い見れる範囲を観察し迅速に治療方針決定を行うようにしています。
検査後はそのままベッド移動でひろびろリカバリーにてお休みを
当クリニックは他施設に比べ敷地が広いことが特徴で、その分リカバリールームを広く取っています。麻酔による鎮静下で大腸カメラが終わった後は起きて頂くことなくそのままストレッチャーで移動してお休み頂けます。麻酔を行わなかった方に関しては、この時間は省略でき速やかに結果説明の診察を受けて頂き帰宅して頂きます。
検査後は当日そのまま画像を見ながらの結果ご説明
検査結果は画像を供覧しながらわかりやすくご安心してお帰り頂ける説明を心掛けていますので、ご安心ください。疑問がございましたら、ご遠慮なくご質問下さい。また、細胞の検査の対象があり病理検査が提出された場合は結果がでるまでに2週間程度かかりますので、結果を聞きに再診下さい(大事な個人情報ですので、郵送やお電話での問い合わせはご遠慮頂いています。)
感染対策、消毒の徹底
使用する内視鏡や処置具は、日本消化器内視鏡学会が定めているガイドラインに準拠した消毒衛生管理を実施しておりますので、ご安心下さい。
当クリニックでの大腸カメラをご希望の方へ
大腸カメラは検査のための下剤や食事/中止薬指導、クリニックでの下剤服用のご希望の有無、カメラの種類の決定などなど安全で質の高い検査やポリープ切除を行うために決定する項目が多いため、検査前に受診頂き日時を決定することとしています。先ずは受診の予約をお電話、もしくはWebでお取り頂ければと存じます。