予防接種とは

予防接種のイメージ画像

当クリニックでは、各種予防接種を実施しています。
感染症の病原体の病原性を無毒化したり、病原性を弱めたりしたワクチンを使用します。これを接種しておくと、特定の感染症に対する免疫がつけられるので、その病気に罹りにくくなります。なお、予防接種はご自身が病気にかかることをあらかじめ予防するために行うものですが、そのほかにも、予防接種を受けられない方々へ感染症を流行させないという「集団免疫」の目的もあります。
当クリニックでの予防接種を希望される方は、事前にお電話またはWEB予約にてご予約のうえ、お越しください。

インフルエンザワクチン

※令和6年度の接種は終了いたしました。

インフルエンザは1年中罹患する可能性がありますが、日本の場合、とくに12月~翌3月に患者数が急増します。
このウイルスに感染すると、1~3日程度の潜伏期間を経て発症し、急激に全身症状が現れるのが特徴です。高熱や悪寒、全身のだるさ、関節痛・筋肉痛、激しい咳、吐き気、下痢などによって体力が低下し、多くの場合は寝込むようになります。感染力が強く、免疫力が低下している高齢者をはじめ、乳幼児、呼吸器や心臓疾患がある患者さんの場合は肺炎を併発し、重症化することもあります。
インフルエンザの予防対策としては、手洗いやマスクの着用などもありますが、その中でも有効とされているのがインフルエンザワクチンの予防接種です。なお、インフルエンザウイルスは毎年少しずつ性質を変え、異なるタイプが流行するため、その年のタイプに合ったワクチンを接種します。
ワクチンの効果は、接種してから2週間が経過したあとになります。日本では例年12月~翌3月頃にかけてインフルエンザが流行しているので、より効力を高めるには毎年12月上旬ごろには接種を済ませておくようにしてください。